平井美葉「『眠れる森のビヨ』で突けば泣きそうなレベルで追い込まれていたんですけど、最初に声をかけてくれたのがいっちゃんで」

――では、お互いの頑張りやいいところを
褒めあうなら？
（中略）
――続いて一岡さん。

平井　いっちゃんは、ふと言ってくれることが
すごく響くというか、大ボスみたいな感じが
あります（笑）。個人的に『眠れる森のビヨ』
という舞台で、突けば泣きそうなレベルで
追い込まれていたんですけど、最初に
声をかけてくれたのがいっちゃんで。
「これがリーダーたる器や」と思ったし（笑）、
すごく感動しました。

高瀬　挨拶をちゃんとするとか、研修生の
頃に最初に教えられたすごく基礎的なことを
やり続けてお手本になってくれていますし、
そこで得ている信頼もあると思うんです。
個人的にうらやましいのは人と仲良く
なるのが早くて、交友関係が広いんですよ。
「いつの間にそんな先輩と仲良くなってんの？」
「誰から聞いた情報なの？」みたいなことが
あって（笑）、人の懐に入り込むのが潜在的に
うまいんだろうなと感じるし、それでグループ
としての輪も広がるのかなとも思います。
あと本人は意識してないと思うんですけど、
メンバー間で意見が飛び交っているときに
ポンって投げたひと言が、正解ではないん
だけど、すごく面白くて場が和むことが
多いんですよ。そういう空気を作って
くれるのもすごいなと思います。

一岡　そんなことあったっけなぁって
思っています（笑）。

平井　そこがいいんですよ（笑）。

――では、お互いの頑張りやいいところを
褒めあうなら？

高瀬　そんな恥ずかしいことあります（笑）？

一岡　誰から褒めますか？

――恥ずかしがっている高瀬さんから
お願いします（笑）。

一岡　くるみは演技がうまいですし、滑舌も
いいので、うらやましいなと思います。
いまの体制になる前は一緒に活動するとは
思っていなかったので、それぞれでリーダーを
務めるグループ同士でちょっとバチバチした
感じがあったんです。同じ立場で同い年、
それにコメントもうまいですし、みんなが
くるみについていこうとしている感じが見えて
すごいなぁ～と思っていました。

平井　ライブで彼女だけはパフォーマンス
だけじゃなく、MCとか大変なところを
背負ってくれているのがありがたいですし、
本番はしっかり決めてくれるのが本当に
すごいなと思います。

一岡　誰が何を言ってもちゃんと回収
してくれるし、シーンとなっても最初に
声を出してくれて。

平井　頭の回転が本当に速いです。

――照れた高瀬さんが、どんどん後ろに
下がっていってるところで（笑）、続いて一岡さん。

――最後に平井さん。

一岡　美葉ちゃんは入ってきたときから
スキルがあるのでアドバイスをしてくれますし、
あとはふつうにモテてるじゃないですか。

――モテてる（笑）。

一岡　見ていてカッコいいなと思っても、
相当なカッコよさじゃないと、あえて
言葉にはしないのかなと思うんです。
だから相当カッコいいんです。

高瀬　美葉は人に愛される能力値が高くて。
いまモテてると言われていましたけど（笑）、
ステージ上で見せるカッコいい一面も
裏でのふにゃっとした女の子っぽい一面も
人に打撃を与えやすいというか、心に
刺さりやすいんだと思うんですよね。
オーディションで入ってきたと思ったら
年齢は上から3番目という状況で大変
だったと思うんです。でも愛され能力が
あるから年下のメンバーにもワンちゃんの
ようにかわいがられていましたし、
『ハロー！プロジェクト』でもおモテになって
いますし。それを見ていると、人前に出て
何かをするお仕事が向いているんだろうなと
思います。

平井　（照れながら）すごくうれしいんですけど、
恥ずかしいですね（笑）。