石井泉羽「土居は妹、村田はお姉さんって感じ」

――ところで、ひなーずの3人は
どういう関係性なの？

村田「完全に友達です（笑）。いい意味で
なんの気づかいもなくていいし、一緒に
いてすごく楽でいられる存在です」

――石井さんは2人より1つ年上だけど、
お姉さんって感じではないの？

石井「土居は妹、村田はお姉さんって感じ。
すごくしっかりしてるから頼っちゃう。
土居は一緒にゲームしたり、遊びに
付き合ってもらってる感じ（笑）」

土居「私が付き合ってるんだ（笑）。
私も泉羽ちゃんは年下に感じてるかも。
ゆうちゃんはお姉さんっぽくて頼りがいが
ある。いつもすごく助けられてます」

――先日の武道館公演で八木栞ちゃんが
卒業して10人体制になりました。
ひなーずのみなさんも歌割が増えるし、
より責任も大きくなっていきます。

石井「春ツアーから八木さんのパートが
振り分けられたんですけど、感情表現が
必要なパートがすごく多くて･･･八木さんの
ファンにがっかりされないように、たくさん
練習しなきゃ。つばき愛は誰よりも
強い自信があるので、どんな仕事も
楽しくやっていきたいです」

村田「最近、どうすればグループに貢献
できるのかなってすごく考えていて･･･
自分のレベルアップはもちろん、いろんな
人につばきの魅力を知ってもらうために
SNSを頑張ろうと。ポジティブで元気な
ところが長所だと思うので、フレッシュさを
加えていきたいです」

土居「先輩方のパートを引き継ぐという
ことは想いも引き継ぐことだと思うんですよ。
自分らしさも重要だけど、曲への想いを
引き継いでこれからのライブを頑張りたい。
唯一自信があるのが笑顔なので、笑顔
あふれるパフォーマンスをしていきたいと
思います」

「月刊エンタメ」　2024年9・10月合併号
可能性の新芽たち　つばきファクトリー
石井泉羽・村田結生・土居楓奏　インタビュー（抜粋）

――最後に3人の“意外な一面”を
教えてください！

石井　土居楓奏ちゃんは最初、何も
考えていないかと思っていたんですよ。
だけど実際は自分をしっかり持っている
芯の強い子。たとえば私が先輩メンバーと
写真を撮って、それを見せたら
「自慢しないで！」と怒り出したんです。
意外に負けず嫌いなところもあるんですよね。

――3人がつばきファクトリーに加入して1年以上が経ちました。
出会った頃と比べて、お互いに「こんな一面が見えてきた」
という意外な素顔はありますか？

石井「どいご（土居）は、最初の頃はおとなしい
イメージがありましたが、実はすごく人懐っこい子でした」

土居「人見知りと緊張のせいで、あまり自分から話し掛けられなくて。
でも、今はガツガツ自分から話し掛けています（笑）」

石井「楽屋でおしゃべりしていると、たまに関西弁も出るよね？」

土居「同期の2人には大阪弁でビシッとツッコミを入れています！」

村田「でも、土居もボケ寄りじゃない？」

土居「否定できない･･････。でも、みは（石井）は完全にボケです！」

村田「石井は真面目な努力家でしっかり者だけど、すぐには
理解できない不思議な視点で物事を考えていることが多いよね」

土居「自己紹介で『好きな角度は90℃』と言っているけど、
1年前より不思議な発言がさらに増しているような気がする」

石井「ホントに！？ヤバいヤバい（笑）」

村田「あと、メンバー愛が強くて、いつも先輩にくっついています」

石井「スキンシップ多めです（笑）」

土居「ゆーちゃん（村田）はクールに見えて、意外と怖がりでした。
雷が鳴った時に驚いて泣きそうになっていました」

石井「3人の中で一番怖がりだよね」

土居「たまに甘えてくる時もあるし」

村田「え！？なくない？」

土居「あるよ！本人は気付いていないのかもしれないけど、
ふとした時に同期の私たちにちょっと甘えた顔をしている」

村田「記憶ないなぁ。夢じゃない？」

石井「たしかに私も見たことないかも」

村田「私は感情を表に出すのが得意なタイプではないので、
そんな表情はしていない気がするけど･･････」

――村田さんが同期の2人の肩にもたれたり、
背中に寄り掛かって甘えることはない？

村田「いや、むしろこの2人に寄り掛かれます。
だから、土居が見た夢だと思う」

土居「あれ、夢だったのかな？でも、現実になってほしい･･････」