石田亜佑美「加入前に鞘師さんのダンス動画見て私の方が上手いって普通に思ってました。加入後に何度も悔しい思いを経験するんですけど」
鞘師里保あゆみん, モーニング娘。, 石田亜佑美, 鞘師里保
大きかったです。加入前は自分のダンスしか見ていなかったので、すごく自信があったんです。
ダンスは誰にも負けないって気持ちがあったので、加入前に鞘師さんの映像を見たりしても「うん、やっぱり私のほうがうまい!」とか普通に思っていたりして(笑)。
思い込みって本当にすごいですよね……。でも、いざ加入して一緒に踊ってみると「……なんか違う?」と気付くわけです。
どっちがうまい、ヘタとかそういう問題ではなくて、鞘師さんはすでに何かを背負って踊っている感じがあって。
それがその当時の自分には出せない魅力でしたし、すごくカッコいいなと思いました。同時にそこから何回も“悔しい”という思いを経験することになるんですけど。
――具体的なエピソードがあればぜひ教えてください。
『Help me!!』のサビでフェニックスの形を作るフォーメーションがあるんですけど、鞘師さんがセンターで、私はその左斜め後ろのポジションでした。
振り付け自体は両手を広げてリズムを取っているシンプルなものなんですけど、厚みというか、何かを担っているオーラみたいなものを鞘師さんからすごく感じたことを今でもよく覚えています。
そのオーラって覚悟のある人にしか出せないものだと思うし、鞘師さんはダンスだけではなく歌も担っていたので、その姿を見て素直に「かなわない」って思いました。
――石田さんは鞘師さんとペアを組んでダンスを踊る機会も多かった印象ですが、そのことについても教えてください。
鞘師さんとペアで踊れることはすごくうれしくて。でも時差で「うれしいと思ってしまうのは背中を追いかけている証拠じゃん。それって悔しいことなのでは……⁉︎」みたいな気持ちもありました(笑)。
昔の私はうれしいという気持ちを素直に出したり、人を褒めたりすることができない子だったので、正直にうれしいという気持ちを表現することもなく……。
鞘師さんがいる間は、常に鞘師さんの斜め後ろに自分がいて、時々隣に立ててうれしい、みたいな関係性でした。
背中を追いかけている状況に悔しいと思うことはあったけど、同時にそれがすごく自分を高めてくれることだというのも分かっていたので、そんな自分も好きでしたし。
だから鞘師さんが卒業を決めた時に「これから何を目指して踊ればいいんだろう?」となってしまいました。
そもそも自分のダンスをもっと貫くべきだったのかもしれないですけど、その時の私には、“目指す存在”が必要だったんです。
https://nonno.hpplus.jp/entertainment/interview/191134/
KENZO:稲場さんは、ダンスがハロプロ1うまいんですよね。一見かわいらしい子なんですけど、自分にとっての表現がダンスなんじゃないかなって思わせてくれるくらい、稲場さんの中では心の中で持っている熱さというか、これが自分の宝だっていうふうに言えるものにダンスがなっているんじゃないかな。それがファンの方にも伝わっているんじゃないかなって思います。
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引用元:https://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/morningcoffee/1731664478