鞘師里保「心が折られてしまった経験だとか、わかってほしいのに周りにわかってもらえなかったり、そういうふつふつとした経験はあり」

――鞘師さん演じたなつは、罪人たちの
中では唯一の女性、砦の守備という過酷な
状況に置かれても、他の罪人たちを支える
強さを持っています。なつをいざ演じると
なった時はどんなふうに考えましたか？

鞘師　監督と最初にお話しした時に、
自分の人生を追うような話が中心だった
ので、そういうところと、なつという役を
結びつけて演じるのがいいんだろうなと
思いました。なつは自分が愛していた人に
裏切られて、それで罪を犯すという
ところから始まる。私の場合は罪を
犯すとか、生きるか死ぬか･･････そういう
渦中にいるという経験はないんですけど、
自分の人生の中で、心が折られてしまった
経験だとか、わかってほしいのに周りに
わかってもらえなかったり、そういう
ふつふつとした経験はあり、それを
できるだけなつと結びつけられるように
したいなと思いました。あとは“ちゃんと
ここで生き残って好きなことをしてやるんだ”
というセリフがあるんですけど、私も
いろんな経験をしてきた中で、“腹くくって
やっていくんだ！”と自分で道を決めて
進んでずっとやってきたので、そこは
なつに共感できるところで･･････。
なつの人生と私の人生を擦り合わせて、
お互いが親友になれるような、そういう
役作りを心掛けました。

――ところで、最近は同じくハロプロ出身者で
女優としての活動が目覚ましい人も
いらっしゃいますが、かつての仲間たちが
出ている作品を気に留めて観たりしますか？

鞘師　先日後輩の加賀楓ちゃんが出た
『ムーラン・ルージュ！ザ・ミュージカル』を
観に行かせていただきました。ほかの
みんなの映画やドラマなども少しずつ
ですが観たりしています。

――頑張ってる姿を見ると、刺激を受けます？

鞘師　そうですね。私はハローの時の
みんなしか見たことがなかったので、
新たな一面を見られたり、また本人も
変わっていって新たな表現をしていると
いうのもあり、それに刺激を受け新しい
自分を追求できるなと思います。

高橋の後釜＆即戦力＆新しい風でさんざん結果出したのに、まるで使い捨てみたいな扱いされてた

頑張ってる奴から頑張れる場を奪ったらそりゃ辞めるわ