【音楽】鞘師里保2度目のビルボード公演、「細胞が騒ぐ」ライブで生きてる実感

音楽ナタリー編集部

3月24日に神奈川・Billboard Live YOKOHAMAで鞘師里保のワンマンライブ「RIHO SAYASHI Billboard Live 2024」が行われた。鞘師がBillboard Liveのステージに立つのは昨年6月に続いて2回目。
着席で食事やドリンクを味わいながら楽しめるBillboard Liveならではのライブが展開された。1日2ステージの公演のうち、この記事では2ndステージの模様をレポートする。

今回のライブでは、昨年の公演でもバックを務めたコイチ（Key / MIZUKAMI）、中西道彦（B / Yasei Collective）、山下賢（Dr / MOP of HEAD）に加え、□□□などで活躍するベーシスト・村田シゲがギターおよびマニュピレーションで参加。
4人がステージにスタンバイすると、赤と黒のシースルーをまとった鞘師がゆっくり客席通路を歩いて登場し、2月7日にCDリリースされたシングル曲「Hi(gh) Life」でしっとりとライブをスタートさせた。

3曲を続けて歌ったところで、鞘師は笑顔で観客に向けて挨拶。「私も新しいライブの楽しみ方を知ったし、普段ライブに来てくださっている皆さんにも今までと違う表現を楽しんでいただけている場所になっているのではないでしょうか」と、再びBillboard Liveのステージに立てた喜びを噛み締めるように語った。
ステージと客席の距離が近いのもBillboard Liveの魅力の1つで、鞘師は初めて自分のライブに来てくれたという観客に「わあ、うれしい！ どうですか？」と直接質問したり、食事を楽しんでいる観客を見つけて「もぐもぐー。ハンバーグ？ じゃない？」と声をかけたりと、普段のライブとは違う距離感でのコミュニケーションを楽しんだ。

ドラマ撮影が続いたあと、束の間の休息時間でD.I.Y.に挑戦したというプライベートな話題を交えつつ、このライブに向けての準備期間について話した鞘師は、MC中にもメロウな音を奏でてくれていたバンドメンバーを1人ずつ紹介。
生演奏のリズムを強調したバンドアレンジの「BUTAI」でライブを再開し、中盤には自身の主演ドラマ「推しを召し上がれ～広報ガールのまろやかな日々～」のエンディングテーマに採用された最新楽曲「alchemy」が披露された。
この曲では作詞作曲者である碧海祐人がゲストで登場。碧海はアコースティックギターで演奏に加わり、コーラスで鞘師とのハーモニーを響かせた。
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