米村姫良々「研修生ユニットに選抜されて活動がスタートしてからは、500回くらい心が折れかけました（笑）」

――ハロプロ研修生時代、米村さんは
最初から目立つ存在でしたか？

「全然そんなことないです！私よりもキラキラ
してるかわいい子がたくさんいたので。
それこそ、自分が世界で一番かわいいと
思っていたけど、上には上がいるという
現実を思い知らされる、というか」

――研修生の同期に、清野桃々姫（現・
BEYOOOOONDSメンバー）さんがいますね。

「加入して最初のお仕事の時に初めて
会ったんですけど、私が現場でずっと
あたふたしていたら、桃々姫が『どうしたの？
どこへ行きたいの？あっちへ行けば
いいんだよ』って全部教えてくれました。
ダンスも上手いし、礼儀もしっかりしていて、
先生に怒られているところを一度も見た
ことがないくらい全部が完璧。同い年の
同期だけど、優秀すぎてライバルとも
思えないくらいの存在でした」

（中略）
――同期や後輩たちが先にデビュー
するのを見て、焦りを感じていた？

「私がのん気な性格なのもあって、正直、
焦りはそこまでなかったかも。ただ、
研修生ユニットに選抜されて活動が
スタートしてからは、500回くらい心が
折れかけました（笑）。でも、みんなで
ヘコんで、いろんな気持ちを共有して
いました。一人だったら挫けていたかも
しれないけど、仲間がいたから諦めずに
がんばることができたと思います」

そんな時「ハロプロ研修生ユニット」にお声をかけていただき私はとても嬉しかったのを覚えています！

結成した時に1番デビューに近いって言うことだよと言われたので後もう少しでデビュー出来るかもなんだ！頑張ろう！という気持ちで毎日を過ごしていました。

気づいたら1年がたっていて「新グループを作るかも。」というお話を聞き、だけどそれはまだ確定ではないと言われ自分の頭はパニックになりました。

その頃には絆が深まっていて新グループかもと聞いた時は嬉しかったです！

でもどんどん時間だけが経ち楽しみだったハロプロ研修生ユニットがいつしか辛いものになっていました。

1番デビューに近いと言われたはずが気づいたら後輩の子がデビューしていたり(もちろんみんな大好きなので自分の事のように嬉しかったです！)オーディションを開催しても私達4人は対象外だったり……

頑張り方を見失ってしまいました。

Hello! Projectコンサートに1曲参加、研修生発表会のリハーサルに行くとユニットだからもっと高いレベルを！と毎回叱っていただき……

どれも今思えば有難いことですが当時の私はハロプロ研修生ユニットは中途半端な立ち位置でどこにも居場所がない感じがし毎日怖かったです。

でも、大好きな、まどぴ、かなみん、きらりんと支え合いこの4人だからこそ分かる気持ちがあり、より深い絆が産まれました。

この4人で過ごした時間は本当に宝物です。

この4人でなければ今私はここにいないような気もします。

大好き！

1曲参加でもどんな時でも私たちについて来てくださった方！ありがとうございます✨

私達は本当に救われました‼