バブリーダンスakane先生によるBEYOOOOONDSメンバーダンス評きたよ

■島倉りかさん
彼女はね…私の中でまだ謎が多いというか、もっと何か魅せてくれるんやろうなって力を感じるんですよね。まだまだ計り知れないぞと。 なぜかと言うと、いつ見ても新しい顔を見せてくれるから。小柄だけどパワフルに踊るし、かわいい曲では100%かわいく魅せるし、今回の振り付けも「こんなんサラッとできまっせ｣的な感じですぐに自分のものにしていました。そんなたくさんの表現を持っている中で、私は顔色を変えずに踊るクールさがいいなと思うので、今回の『虎視タンタ・ターン』のダンスはめっちゃ合っているなと思います。練習中も、淡々とやっているかと思いきや次の瞬間元気に遊んでいたりして、つかめない。今後も注目したいメンバーの一人です。

■西田汐里さん
西田さんも小柄なのにキレのあるダンスをするし、本当に楽しそうに踊りますよね。そして、自分のものにする速さが尋常じゃない！BEYOOOOONDSはみんな表現力があるんだけど、表現という面で特にひかれたのは彼女。不意なしぐさでも、この曲にはこの動きがいいな、この表情が合うなっていうのを瞬時に判断してやっていました。ただリズムを取ってるだけの動きでも、顔の向きが、「もうそこしかない!｣みたいなドンピシャな角度だったり、目線のずらし方も絶妙なんですよ。魅せ方をわかっているし、勘がいい。自分が自分がって前に出るタイプじゃなく、少し引いている感じがするからこそ、見ている方はひかれちゃうんですよね。魔性”を感じます。

■江口紗耶さん
あのね、めっちゃ好きなんですよ(笑)。彼女って背が高くて手足が長いから、その分絶対に体のコントロールが難しいはずなんです。なのに、とにかく全身を使ってパワフルに踊る。スタイルのよさに甘えることなく、全力でダイナミックに表現しています。キャラクター的には結構ポワポワしている感じなのかなと思いきや、とんでもない。汗だくになりながら、めちゃくちゃカッコいいパフォーマンスをするし、体力も半端ない。余談ですけど、練習中に江口さんがダミーのマイクをとんでもなく吹っ飛ばしたことがあったんですよ。「あ、ああ~｣とか言って拾って戻っていきましたけど、ダンス中とのギャップが激しすぎて、 めっちゃかわいかったです(笑)。

■前田こころさん
前田さんのダンスは、背が高いのもあってカッコいいし、堂々としているし、説得力がある。BEYOOOOONDSのステージの軸となる人物の一人だなと思います。ただ、それよりも私が舌を巻いたのは、彼女の臨機応変さ。自分が前に出るところは出し惜しみせずに、華やかなパフォーマンスでインパクトを残していくんですけど、縁の下の力持ち的な役割もできる。『眼鏡の男の子』でも、彼女を中心とした楽曲なはずなのに、眼鏡くんが目立つところ以外では完璧に裏方に徹しているんですよ。バランスを取る能力に長けていて、パフォーマンスにも彼女の性格が出ているんじゃないかなと思います。攻めも守りもできる、マルチプレイヤーです。

■山﨑夢羽さん
山﨑さんといえば歌がうまいイメージが強いんですけど、ダンスもめちゃくちゃ上手で、「できないことってないのかな？」って思っちゃうくらい。とんでもないカリスマですよね。表現力も抜きん出ているし、すべてのスキルが上物。瞬発力があって、どんなムードの曲にも瞬時に合わせにいけるんですよ。ダンスは、きっちり美しくクリアに踊る印象。個性豊かなメンバーの中心に、パキッとキレキレに踊る山﨑さんが軸としている感じ。そもそも、雨ノ森川海の振り付けをしている方って、どっぷりダンスをやってきた方が多くて、めちゃくちゃ難しいんですよ。プロから見ても、「歌いながらよくこんな難しいのやってるなあ」って驚くくらいレベルが高いです。

■岡村美波さん
ダンスについて言う前に･･･、まずあのスマイルですよ!(笑) 屈託ない笑顔が本当にかわいいし、元気をもらえますよね。あの笑顔とアイドルらしいしぐさは完璧にキープしながら、リズムも体幹もブレないところにプロフェッショナルを感じます。雨ノ森川海の『GIRL ZONE』の時は憑依型のパフォーマンスをしたり、カッコいい曲では表情もキメてるんだけど、どうしてもかわいさがにじみ出ているところも彼女の持ち味。練習中も、ずーっと笑顔なんです。 できないことは絶対にないようにしようと必死に頑張っているんだけど、決して暗い顔は見せない。長いライブの練習時も絶やさない笑顔は太陽のようだし、かわいさの中にある芯の強さを感じました。

■清野桃々姫さん
清野さんは、若いからフレッシュさもあるんだけど、大人顔負けの貫禄もあって本当にカッコいい。そして、ストリートダンスやオールドスクールの基礎をちゃんと持っているなと思います。こういうジャンルって踊っていてごまかしが効かないんですけど、彼女は基礎をたどってきているのがわかるし、本当にうまいんだなって感じる。今回の『虎視タンタ・ターン』の振り付けが一番合っていたメンバーをあえて挙げるとしたら、彼女。 前から上手だなと思っていましたけど、今回はカッコよすぎてビックリしました。特にグルービーなノリ方がサマになっていて、ちょっとした動きでもカッコよく魅せる方法をわかっているんですよね。目線の外し方一つ取ってもしびれます。

■小林萌花さん
ダンスって、ビートの音をキャッチできる人じゃないとうまくなれなくて、逆にそこが早い人は上達も早いと思うんですね。その分小林さんは、音楽のセンスがあるし、リズムの取り方もめちゃくちゃわかっている。あれだけピアノが弾けて、勘がいいから、ダンスが未経験でも問題なくついてこれているんでしょうね。けどもちろん、相当努力しているとも思います。 小林さんのダンスって、キレキレってわけではないんですよ。どちらかというとおっとりしていて、そこが逆にセクシー。彼女はね、私の中で“魅惑”ってイメージです。 あと何と言っても表情がいい。流し目とか、憂いを帯びた感じとか、どことなくウエットなムードが彼女の持ち味かなと思います。

■里吉うたのさん
「こんなにバキバキに踊れるんや!」 って一番驚かされたメンバーです。 シンプルにお顔がかわいいし、あざとい系かと思いきや大間違い!しかも、アイドルらしいジャンルよりストリートダンスがお得意で、『虎視タンタ・ターン』の表現もグルービー、かつガツガツ踊っていてめっちゃカッコよかったです。かと思えば、しなやかでセクシーな表現もお上手。多分、以前やられていたというワックダンスが手をしなやかに使う感じで、女性らしい要素もあるので、そこからの影響もあるのかなと思うんですけど。そこにあのキャンディボイスで歌われたら、攻撃力高すぎますよね。何より本当に楽しそうに踊るので、ダンスが心底好きなんだなと伝わってきて素敵です。

くるみんのこういうとこいいな

■清野桃々姫さん
貫禄もあって